[番外編]小学校で陶芸体験
2014.10.10
さて今回の体験レポートは番外編ということで福智町にある市場小学校に“出張”陶芸体験をしてきました。
上野焼共同組合の皆さんと一緒です。
庚申窯からは本来であれば父高鶴享一が行く予定だったのですが行けなくなってしまい急遽わたくしコウヅルユウタが行ってきました。
僕の担当は二日間に分けてだったのでそれぞれの写真がまぜこぜになっています。
ここが市場小の玄関。
早めについて出番まで図書室で待機。
なんとマンガがおおくてブラックジャックやら火の鳥やらドラえもんやら「借りて帰りたいわ!」と思うような本が目白押し。
市場小の図書室“うらやま”です。
ちなみに写真の方は上野焼窯元 守窯の熊谷守さん。金髪が似合っております。
出番が来てホールで生徒たちに上野焼と伝統工芸のことを説明します。
前に出て話すのは上野焼窯元 光修窯の熊谷光修さん。
しかし光修さんも小学生の心理をわかったもので
「伝統工芸 上野焼 400年の歴史」 をわずか1分ほどでまとめて切り上げていました。さすが。早速各クラスに移動してすぐ作業に入ります。
今回は手びねり体験なので まず最初に手びねりでのカップの作り方をレクチャーします。
こっちでは上野焼窯元 城之窯の城野豊三さんがレクチャーしています。
その作り方はまず粘土を丸めて押しつぶし、
それを土台に畳んだ新聞紙の真ん中において粘土の紐を作りまして、
その紐を土台の上に重ねて、
さらに重ねてひもの境目を指でつぶして、
ととのえつつ、
上に上に積み上げて、
最後に水できれいにする。
というすごくシンプルなものですがこれをキッズ達に教えるのがまあ大変。
終始質問攻めで完全にエネルギー負けしてしまいます。
2時間があっという間にすぎていくからすごい。
一応伝統工芸の授業的な説明も先生がしてくれてました。
小学生たちの素直なリアクションが微笑ましいです。
そしてわーわーしながらもなんとかみんなの作品が形になって授業が終わる前に全員作り終えることができました。
最初はどうなることやらと思っていましたが無事終えて一安心。
他のクラスからも作業を終えた上野焼窯元の皆さんが集まってきます。
写真に写っているのは上野焼窯元 渡窯の渡仁さん。
他にも梶原窯の梶原さんや堀田窯の世良めぐみさん、高田窯の高田さん、青柳不老園の青柳洋介さんなどが陶芸教室に来ていました。
小学生の作った作品を軽トラに積み込んで上野焼陶芸会館に帰ります。
とっても疲れましたが2日とも天気もよくてすごく楽しかったです。
この時期にこんなに汗をかくとは。
ちなみに僕のキッズ達からのあだ名は「イケメン先生」でした。
イケメン先生。
子供達ってほんとに素直ですよね。うん。