あがの焼窯元 庚申窯(こうしんがま)

体験レポート

陶芸体験の様子をお伝えします。

アテとクヤと陶芸体験

2015.03.25

 

友達が陶芸体験に来てくれました。

 

クヤの方が中学高校の同級生で、アテはフィリピンの語学学校でクヤと同じ時期に来てて知り合ってて、僕もその頃遊びに行ってて楽しく過ごしましてってててな感じです。コウヅルユウタです。

 

多少混乱しておりますが とりあえずクヤとアテというのはフィリピン(タガログ語)で「おにいさん(Kuya)」「おねえさん(Ate)」みたいな意味です。

ニュアンス的には居酒屋で「おにいちゃん軟骨ー」のときのおにい使いな感じだと思っていますがよく知らないので詳しく知りたい方はgoogle先生に。

 

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そんなわけでアテの方はフィリピンで出会ったので親しみと多大なる尊敬の念を込めてあだ名として「アテ」と呼んでおります。てて。

この時も二人とも久方ぶりにアジアから帰国してきたタイミングでした。上野焼のある福智町はクヤにとっても故郷なのです。

 

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絶対似合うと思ったので僕の作務衣を着せてみると本物の陶芸家よりも”ぽい”感じになっているクヤ。

母はどこかの先生が来てるのかと思ってたそうです。

陶芸体験で作務衣借りたい方は事前にご連絡を。

 

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アテにはエプロンの貸し出し。

一つ出来上がってるとってもうまいお茶碗は僕がデモンストレーションで作ったものです。

まずは2人とも一番作りやすい形のお茶碗から。

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ろくろで作った大きさから出来上がりは1.5~2割くらい縮むのでそれなりの大きさに作るお茶碗には結構苦戦してた模様。まあそんな時はスーパーお助けマンの僕がいるのでなんとかします(ならない場合もあります)。

 

次はもっと作りやすい小さめのものを。

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3こめくらいからアテがだんだんうまくなってきます。教え方がいいんでしょうね。

粘土の感覚が気持ち良いんだとか。手とかすべすべになりそうですよね。美肌陶芸。

ちなみにろくろの体験では爪は切っておいたほうがやりやすいです。

 

一方のクヤは

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相変わらず陶芸家っぽい!

汚れがつくにつれますます洒脱になっていきます。ただ作ってるものはアテの方が綺麗だったりします。

 

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だんだん日も上がり 暖かくなってきました。晴れてるだけで幸せな僕です。それが高じて「天気悪いとキレそうになる」は あるあるだと思っていたのに彼らの共感を得ることはかないませんでした。

 

そんなこんなで終わってパチリ。

山が近いですね〜  超田舎陶芸体験。

クヤは謎のポーズ。

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お次は色決め。色が色々あるのでけっこう悩みどころです。

これは僕が作った釉薬のテストタイルでこの中からでも、お店にあるうつわから選んでもらってもOKです。

ただし全く同じ色は難しいものもあるのであくまで目安程度に。

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お店の中も物色。

これと同じ色〜とかでだいたい大丈夫です。

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おもてなしは上野のおいしい水で作ったおいしいお茶とブラックサンダー。

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クヤが姉カップルからのミッションをうけていてお茶碗を買ってくれました。

僕が作ったお稽古用の抹茶碗でしたがごはん茶碗でも使えます。 あと抹茶にも使えます。

 

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最後に今回2人が作ったうつわ

2時間くらいで

クヤが4個、

アテ5個の計9個作っていきました。

陶芸体験で作った数で僕が担当した限りでは最多クラス。

あとは僕がかっこよく削っておきます。

割れたらすまん。

 

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*追記

削ってこんな感じ。

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んで釉薬をかけたのがこちら。

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そして出来上がりがこうなります。

なかなか良い感じではないですか。よかよか。

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アテとクヤの作品から僕的にベストなものを一品ずつ選ぶと アテのお皿とクヤのマグカップがいけてました。組み合わせもいけてますし。

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最後にクヤからのメールを勝手に掲載。

 

おじさん

 

 

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