贈り物にオリジナルカップを作ろう
2014.05.30
あたたかい時期になってきて静かにテンションが上がっております 「夏が大好き」庚申窯3代目(仮)コウヅルユウタです。
さて前回に引き続き今回もわたくしの友人の陶芸体験レポートです。
今くらいの気温が陶芸体験にはちょうどいいですね。体験される方も多めです。
今回彼が来たのはなんでも友人から高価な誕生日プレゼントをもらったそうで
それがなんでも一筋縄では購入できない少年のように最高なものだったそうで
入手するのに10時間も貴重な時間をさいてくれたお返しに生半なものを贈ったのでは男が廃るとのことで
コーヒーメーカーと自分で作ったコーヒーカップでもって時間には時間をかけて対抗したろう ってことなのです。
コーヒーカップを2つとマグカップを2つの計4つ作らなければならないということで
ろくろがはじめてな彼とろくろを人に教えるのがはじめてな私で はじめて同士でカップ作りに挑戦です。
10:30 am スタート。
まずはろくろで取っ手をつける前のものを作ります。
写真のものは私が見本に作ってみたもので 「でかくねえ?」 と 思われるかもしれませんが
粘土から水分が抜けて、また焼くことによって庚申窯の土では15〜20%ほど小さくなるのでこの大きさで平均的なサイズのコーヒーカップに相成ります。
今回はじめて人に教えて思ったのは 「教えるのむずい」 ってことですね。むずい。
もともと自分が 「習うより慣れろ」 の庚申窯の精神のもと ろくろの研鑽をつんでいる感じなので教え方が非常にぼんやりしています。
ジェスチャーを多用して手探り状態で作っていきます。
彼もはじめてなのでむずかしいとのこと。
高さのあるものを作るのは茶碗などに比べると少々難易度があがりますね。
2つ目を作って 11:15 am
「これけっこうきつい!」ってことで小休憩。
この次はマグカップなのでさらに大きく作らなければなりません。
アップ
1:30 pm
粘土もなくなってきてついに最後のひとつを。
本日の集大成なので一番大きくきれいに作れております。
最後切り離すときに失敗しましたが。
本体部分はとりあえず完成。
きれいに作れても焼いている際などに割れることもあるので一つ多く作りました。
なんだったら私が作ったのも代用します。
次は取っ手作りに。
粘土をひも状にのばしてカップの大きさに合わせて作ります。
庚申窯では取っ手は高台を削った後の生乾きのときにくっつけます。
なので本日はこの取っ手作りでとりあえず終了。
あとはわたしが責任を持って削ります。