あがの焼窯元 庚申窯(こうしんがま)

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WAZA2018のお知らせ

2018.01.28

 庚申窯のコウヅルユウタです。
北海道や青森など 寒冷地在住の方に言わせると、九州はそれらよりもずっと寒いらしく、というのも暖房器具や家の作りが本格的な冷えに対応していないからだそうで、事実、私の家も尋常でない床の冷たさで、この文章を書いている今も足先からぐんぐんと体温が奪われております。
 
そして私の愛すべき体組織は自力での発熱を放棄しており、ちょっとおかしいくらいに寒がり。
 
しかし世には 氷点下50度とかの環境で暮らしている豪の者などもやはりいて、彼らは日本に来ると冬でも半袖で過ごしていたりするわけで、できるだけ薄着で過ごしたい私も 彼らを模倣してみようかしらん、ってんで、パタゴニアの氷河地帯に比べればそれほど寒くはないぞ!  というふうに思い込み、気張り、自己暗示、プラシーボ、まあそんな類に脳で脳をまやかし、半袖とはいかぬまでも例年に比べ比較的薄手で過ごせるように!
 
なっていたのは2週間ほどでございまして、気温の低下に伴い、あったか上着を一枚二枚、結局いつも以上の防寒仕様に。
 
となった理由は、気合いでどうこうというのは 体育会系諸兄のように 焦点距離に融通のきかない思考展開、ひいては年中 半ズボンを自慢する小学生のようでもあり、そういう方向は豊かな創造性と相反するのでは、そして熱量の獲得と引き換えに細胞の老化を早めるのではないか、寿命が減るのではないか、なんでこの寒い時期にマラソンをしているのだ、と 一部の人にとても失礼な偏見あふれる思案をめぐらせ、「常識とは18歳までに培った偏見である」なんという言葉を思い出して自分を擁護したり、実際的な問題としてはやせ我慢していたら大変に肩が凝りだしましたので、私は今日も元気に灯油の恩恵にあやかります。
 
 
 
そんな寒さ厳しい昨今、
記録的な冷え込みとなっている東京の池袋にある東武百貨店にて、
 

2018年2月16日(金)から21日(水)までの6日間、

 

暮らしに寄り添う、ニッポンの美。

伝統的工芸品展「WAZA2018」

 

が開催されます。

 

 

WAZA2018は全国の伝統的工芸品が一堂に会する企画展で、福岡県からは上野焼、小石原焼、久留米絣、博多織、博多人形、八女提灯、八女福島仏壇の7品目すべてが参加します。上野焼からは今年も庚申窯が出展いたします。まだまだな腕前ですが、自分の作った焼きものは良いと思える出来のものを選びましたので、お手にとってご覧いただければ幸いでございます。

  

 

今回も展示期間中は、私の父 高鶴享一が現地におりますので、焼き物のこと、そうでないことなども ご質問がございましたらお気軽にお尋ねください。
 
 

会場では各種工芸品の実演も色々あるみたいでして、熟練の職人の手作業はとても美しいものですので、一見の価値ありかと思います。

これだけの数の工芸品が集まる展示会はあまりございませんので、お近くにお立ち寄りの際には覗いて行かれてはいかがでしょうか。

 

高鶴裕太

 

 

 

会場 : 東武百貨店 池袋店 8F 催事場 (1~3番地)

時間 : 10:00 ~ 20:00  (最終日は17:00まで)

住所:〒171-8512 東京都豊島区西池袋1-1-25

HP:http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/

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