あがの焼窯元 庚申窯(こうしんがま)

最新情報

陶芸体験のや周辺のニュースをお伝えします。

2020年

2020.03.26

庚申窯のコウヅルユウタです。久々の更新です!

 

一つ前のお知らせが2018年ですから2年ぶりですね。

 

なぜそんなに期間が空いたのかというと、私が学生時代から使っていたパソコンがその頃からだんだん動きが鈍くなって、月と通信でもしているかのようなレスポンスの遅さに耐えきれなくなったからでございます。

 

それはそれで強靭な精神を育めそうでしたが、PC問題とは別に焼き物作りの方が忙しくなって、ホームページの方に注力することができなかった、というのがもう一つの理由です。

 

 

そうなのです。私は一度に一つのことにしか集中できないタイプなので、昼は焼き物、夜はPCなどといった使い分けができる仕事人に大変憧れを抱いているのですが、この2年で学んだことは どうもそれは無理である、ということでした。

 

それどころか焼き物を作るにあたっても同時進行ができず、特に集中したいと思うものほどいろいろな状況が整ってから取り組みたいという癖があるので、オーダーをしていただいた皆様には大変お待たせをしており本当に申し訳ありません。

いやあ申し訳ありません!

 

早く作りたいと本心から思っているのですが、焼き上がってみると「まだ違うなあ」などと思って、また状況を整えるところから始まるというのがいくつも重なると「えっもうそんなに!?」と驚くほど時間が経っており、まさに光陰矢の如し、歳月人を待たず、少年老い易く学成り難し、露往霜来烏兎匆々、と似たような言葉を並べてみましたが、私のようなタイプに「出来上がるのはいつでもいいよ」と言ってしまうのは大変危険なことであるなあと思いました。

 

 

翻訳家 東江一紀さんの「締め切りに間に合うような雑な仕事はしたくない」という名言に 深い共感と染み渡るような苦味を感じつつ、今年も頑張ろうと思います。2020年!やるぜ2020年!ハラショー2020年!残り8ヶ月!

 

というわけで最近パソコンが新しくなったおかげでこの記事を書いており、隣には新人が来た途端に形而上の世界に旅立ってしまった、抜け殻の先代が机を占拠して大変邪魔だなあと思う次第であります。皆様お体にはお気をつけを。

 

 

高鶴裕太

 

 

庚申窯には常に野良猫が住み着いています。野生の距離感ですね.

 

 

雨の日にイモリかと思って捕まえた山椒魚。初めて見ました。水が綺麗アピールですね。

 

Pocket
LINEで送る