あがの焼窯元 庚申窯(こうしんがま)

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11月の庚申窯

2016.11.11

季節は移り変わるものでとうとう冬の到来。

今年は暖かい日が多かったので、私コウヅルユウタこと半袖推奨委員は大変素敵な日々を送りました。

 

できればそのまま続いて欲しいものでしたが そうはいかないよ一松。冬将軍のご帰還。不意をつかれたというか、私は早くも鼻をやられ、より一層渋い声を出せるようになっており、まあでも冬にもすぐに慣れるさ、その頃には春も来るし、と 久留米絣織元 下川さんから頂いたストールを巻きつけて粘土づくりに精を出します。えんやこら。

 

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ミニマリストな体のようで、細胞的断捨離はするけど自力で体温を上げることを放棄してて変温動物に近く、放っておけばくんくんにクールダウン。目の隈もそのせいかしら。世のダイエット事情に反して何もしなければ痩せていく体で、2週間もあればマレフィセントのような頬骨を獲得できます。眠るのも得意よ。

 

なので本当に寒いのは苦手でして、繰り返し苦手と言うことで冬は優しくしてくれるんじゃなかろうかという思惑があったり、あんまり言うと自己暗示でどうしようもなくなったりしかねないわと思ったり。

 

出来るだけぬくぬくの部屋で過ごしたいので、今のうちに粘土づくりを。本格的に冬になると粘土が乾きにくいですし。というか ありがたいことにご注文をいただいていたようで、現在粘土のストックゼロという状況。オーダーをくださっている皆様もうしばしお待ちを。

 

なるべく大量に作ってできるだけ長く粘土を寝かせようと思い、たくさん作っていたらもう夜更けで寒いのなんの。さる北方の国では体を温めるために蒸留されたお酒を飲むらしいとのことで、ここはひとつ戸棚にしまいこんでいたウイスキーを。

 

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そんで秋の夜長。庚申窯近辺は先進地域なので、省エネとロハスな観点から夜の光量が控えめになっていて星が綺麗。アルコホールと音楽を持ち歩き、外の砂利庭に寝転んでオリオン座しかわからない天体を眺めたり、明滅する飛行機をUFOだと思い込むゲームをしたり、「記憶が今しがた聴いたチャーリー パーカーしかない男」ごっこなどをしていました。は!そのせいで鼻風邪が . . !

 

ただこの時期になれば色々な みかんがなっておりまして とても美味しい。

冬と言っても もっと細かい時間割で、できるみかんが違うようです。その時その時のベストなタイミングで 冬の間はずっとみかんの実がなるので、天然ビタミンを補給。すべすべお肌に。

みかんを食べて冬を乗り切りたいと思います。

 

orange

 

2016.11.10 高鶴裕太

 

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追記 : 11/25

ENJOY ROAD vol.53  / nov.2016 より

 

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