ビッグサイト初日と覆面による安心感の話
2020.09.11
ビッグサイト初日と覆面による安心感の話
9月2日 晴れときどき雨
本日のBGM Delegation - Oh Honey
今日は東京ビッグサイトで今 開催されている「ライフスタイルWeek夏」っていうのの中の「テーブル&キッチンウェアEXPO」っていうのに福智町商工会の人と一緒にブース出展してまして、
このような↑感じでジャンルごとにいろんな商品を作ってるメーカーが出展して待ち構えて、バイヤーが気に入った商品を扱っているところに やって来て商談するってやつなんですけど、
その全体図はこんな感じで↑相変わらず規模でけえですなと思ったら それでも今回空きブースも結構あって、たぶんコロナウイルスの影響で出展辞退されたところなんだと思います。
まあ私も中止になると思っていた1人ですし、実際このイベントが開催されるまでビッグサイトで予定されていた他のイベントは中止になっていますから、ビッグサイトでのイベント自体が久々だったようです。
それでも開催に踏み切ったというのは中止にする方が損害が大きかったからなんでしょうけど、そんな中バイヤーさんたちは結構たくさん来てて、たぶん去年とかに比べたら少ないのかもしれませんが十分に賑わっていました。
そんな状況ですから私と商工会のお二人は 透明な覆面を二重でつけて疫病対策バッチリです。Tシャツは庚申窯のやつで、Tシャツの色とフェースシールドと書かれてるところの青がいい感じにマッチしててユニフォーム感ならびにチーム感出てます。
このフェースシールドのいいところは自分がもうキャラクター化するところと言いますか、個の人間ではなくて ある役割のキャラクターとして見られる、例えばスタッフの人 とか 受付の人 とか 警備の人 とか。
その没個性的になるのがなかなか心地良くて、覆面することでひどいことができるようになる みたいな心理で、個人の責任を負わないと行動する際の枷って軽くなるんだなあと思いました。
ほんで3日間すげー暇かもしれないと覚悟していた我々3人ですが、意外にもこの茶茶(ささ)↑が好評でして結構応対に忙しく、何件か持ち帰って検討するということになったので もしかしたら今後どっかで売られてるかもしれないです。
あと海外向けの販売をされている方、主に中国の方から好評で、中国はお茶を飲む文化もあるし、色も中国人が好きなタイプの色だそうです。ただ中国向けの販売となると注文される量も多くて、そうなると庚申窯の生産力では到底間に合わないので その辺が難しいところですね。
どうしても普段から卸販売してる焼き物屋さんとは生産力が違って、その辺でバイヤーさんの求めるものと うまくマッチしないことが多いですね。
色をまとめて置いた方がギフト感出るということで若干レイアウトかえました↑
まはるちゃんの恐竜のカップも好評でして、まあこれ↓は牛ですけど、こちらもオンライン販売や通販で売りたいという方が多かったのですが、個人的に買いたいという人もたくさんいました。手が込んでますからねー、私には作れない焼き物です。このクオリティでたくさん作れるってのがすごいです。
ということで2日目もそれなりにやれたらいいなと思います。がんばるのは商品たちにがんばってもらって。
高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目
その他の日記はこちらにあります↓