暖かさが増してきたのでガチョウから提供された上着を脱ぎ、草木も え!? てくらいぐんぐん伸び伸び、いよいよ春のようで こらええ気持ちですのう。と思ったら今年の春はくしゃみがよく出る。へっぷし いっきし くさめえくさめえ。なんでだろう。こんなことはなかった少し前までは。昨日から鼻水まで出てる。なぜか。断固として花粉症とは認めない所存のコウヅルユウタです。

そんな私の鼻腔事情は置いときまして、

上野焼 春の陶器祭りの真ん中 4月29日土曜日 午後3時から

“ふくち寄席” と題する、桂文鹿[かつらぶんろく]さん と 桂かい枝[かつらかいし]さんによる落語2人会が、あがのの陶芸会館から道なりに歩いて5分ほど登ったところにある下小路集会所という公民館で開催されます。

元々はおふた方の九州をまわるツアーが4月下旬にありまして、その日程の中で29日の会場が急遽キャンセルになってしまったそうで、ひょんな縁から「上野はどう？ちょうど陶器祭りだし」と打診いただき、この度上野にやって来てもらうことになりました。しかも今回 「突然のことだし」ということでなんと無料でご観覧いただけます。普段はもちろんお足が必要な真打のお二人ですので、これを見逃す手はございません。はっきり言って儲けです。その儲け分で器を買っていただきた　

新作も古典もカバーされておられるそうで、どの噺を予定されているのか私は知りませんが、「はてなの茶碗」や「猫の茶碗」などの話もレパートリーにあるとのことで、もしかしたらそれらをされるのかも。焼き物の産地で焼き物の噺を聞くのも乙なもんじゃないでしょうか。

29日午後3時から、会場は50人ほどは入れるかと思いますのでぜひぜひお越しを。

ゴザに座布団という形式になるかと思いますので、床に座りづらい、または接地面に敏感な部分がある という方はご愛用のミニ椅子や円環状の座布団などをお持ちいただければと思います。

お問い合わせが庚申窯となっておりますが、諸々の準備やこのチラシの作成などは福智町役場と教育委員会の皆様のお力によるものでございます。多謝。

29日私も楽しみにしております。

高鶴裕太