あがの焼窯元 庚申窯(こうしんがま)

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上野焼がイッピンに出ました

2020.04.12

上野にもぶり返しの寒さが来ている4月12日、うつうつとした感じの雨が降っておりますが、みなさま いかがお過ごしでしょうか。

私は数年前まで「天気が悪いと腹が立つ。腹が立つのじゃ。ムッキー!!」ということを叫んでいて、誰にも共感を得られなかった ということを思い出したのですが、今では天気が悪いと「うへへ〜」くらいは言うものの、腹が立ってしょうがないというような気持ちはなくなり、これを成長というのか、感性の鈍化というのか、わかりませんが上野焼がNHKの人気番組「イッピン」で取り上げられたので ご紹介いたします。

 

 

まあ既に放送は終わってるんですけどね。放送日が3月17日でしたから一ヶ月弱前になります。相変わらず告知の機能を果たしていない庚申窯HPでございます。見ていただいた方は大変ありがとうございます。さらに放送を見て庚申窯の器を注文していただいた方には深く御礼申し上げます。

 

今回の番組では上野焼の中から庚申窯と渡窯と守窯の3窯元が登場しております。

庚申窯のところでは、薄作りのお茶の器をピックアップしていただき、中山エミリさんがリポーターとして来られて、我が父君 高鶴享一がろくろを回して作っているところや、原土の生成する際のエピソードなどを語っています。

 

 

私コウヅルユウタは出ていないのかと申しますと、撮影に来られてたのが2月の中頃で、ちょうど庚申窯にいない時期だったので出ることができませんでした。東京ドーム テーブルウェア フェスティバルにいってたんですね。これも告知してないし。

そんなイッピンですが私が拝見させていただいた中で面白かったのは、ろくろを回すシーンをアップでスローモーションで映しているのが大変新鮮な映像でしたね。さすがに綺麗に撮影してるなーと。後は父君がアップになっていたところですね。さすがに50後半のアップはきついなーと。

 

庚申窯では上野焼の特徴の一つ「薄作り」をピックアップしていただき、

渡窯では上野焼の伝統の器、割山椒(ワリザンショウ)のエピソードとそれを現代に進化させたという点を、

 

渡さんの巨大割山椒。フランス料理店mamagotoで使われているものですね。

せっかくなので私の作った割山椒も宣伝宣伝!この色は城島瓦で焼成した一品ですね。

 

そして守窯ではこれまでにない上野焼、という3本柱で紹介していただいております。守さんの器がこちらですね。

 

これまでの守窯の作品では色の部分を顔料で出していたところを、今回の品では全て釉薬の塗り分けによって色を出しています。これは難しいと思います。

 

上野焼をたっぷり紹介していただいたイッピンは、NHK BS プレミアムにて放送されております。この番組は再放送もよくあるのですが(その再放送もこの間既に一回あったのですが)、4月の後半くらいに福岡県限定ではありますが、BSではなく地上波の方のNHKで再放送されるらしいです。ですがいつやるのか詳細な情報はわからず、日にちも時間もちゃんとわかっていないままでの告知となりました。もしご興味のある方は4月後半のラテ欄をチェックされてください。最近ラテ欄という言葉を覚えたので使いたくてしょうがなかった高鶴裕太でした。

 

 

 

 

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